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Ariko Takatsu|高津有子|Hand-drawn lace art | 手描きレースアート

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2020年の年末年始

世の中は、すっかり日常ですが、



明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。




年末に母の入院、手術。

年始早々の実家の引き渡し。



元旦以外は、お正月らしいこと

全く無しでした。



でも、2020年は、こころに残る節目となるお正月となりました。



実家が無くなりました。



実家の片付けは、



父が亡くなったとき、

母がこの家を出るとき、

そして、完全に荷物を出す今回。




何度かやって来ましたが、

今回も「物」と向き合い、

「物」ひとつひとつに多くの学びと感謝がありました。



何も考えず、業者さんにお願いする方が楽でしたが、



母の代わりに



「かたをつけました。」



わかっていた事ですが、

痛感しました。



本当に心が痛いほど、感じました。



大量のゴミと化した「物」




「物」を持つ責任。



使い切る責任が持てない物、

愛し大切にできない物は、



家に持ち込まない。



でも、




そんな実家から、ひとつ「物」を持ち帰りました。




私が幼少の頃、使っていたお皿です。



お誕生日やクリスマス等、

特別な日は、このお皿にお子様ランチを

作ってくれました。



ハンバーグ

ポテトサラダ

スパゲティ



記憶は、おぼろげですが、

写真にも残っています。



母とはいろいろありましたが、

母に愛されていた「証」です。




私の為に、

作ってくれたお子様ランチ。




自宅に持ち帰り、

毎日、目にするところに納めました。




毎日、「私は、愛されていた。」



「ありがとう。お母さん。」と、



有り難い気持ちにさせてもらえます。



他の要らない記憶は、もう捨てました。

この穏やかで、

こころ温まる記憶だけでいい。



このお皿を残してくれていた母に

心から感謝しました。




私は、どちらかと言えば、

何でも簡単に捨ててしまえるのですが、



今後も自宅に持ち込む「物」は、

厳選し、


その一つ一つに感謝し、


気持ちよく

スッキリと


過ごして生きたいです。



いろんな思いとセットになっていた

「実家」と「物」は、



たった一枚のお皿になりました。



それだけで充分でした。




そんな年末年始でした。










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