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  • 執筆者の写真arikotakatsu

スープと物語

季節が進み、涼しくなると…。


スープが作りたくなります。


今日、スーパーで目に止まった鶏がら。


そうだ!スープが作りたい!!


軽く茹でて、アクを出して潰して

2羽分の鶏ガラとネギ、ニンニク、生姜、

そしてお酒。


弱火でコトコト…。

明日もコトコト。


旨みがギュッと染み出したスープは

軽く塩を足して。


涼しくなると、本当に美味しくて

身体も温まります。


たくさん作って、冷蔵庫に保管。

マグカップで、一日に何回と

お茶やコーヒーのように。


シンプルな材料で、あっさり味のスープです。


今日、夕方のお散歩で一緒になった方に

スープについて熱く語っている私がいました。


「高津さん、絵を描くことも、お料理もストーリーが必ずあるのね。」と、笑われました。


確かにスープには、

ストーリーがたくさんあって、

だから、身体も心も温まるのか!


子供の頃、初めて手作りのスープを飲んだ日のことを今でも鮮明に覚えています。


母が、どこかのお料理教室で習って来て

朝からコトコトずっと火にかけて、

台所からずっといい匂い。


「何作ってるの?」と、聞くと。

「スープよ。」と、返事。


「スープ?!」


秋の終わり、夕方遅くまで外で遊んで帰り、

冷え切った身体にスープが染みました。


スプーンでいただきながら

絵本の主人公になった気分。


人生の初スープも鶏がらスープでした。



その日のこと、何故か忘れられません。


それまでに、

海外の物語に度々出てくる「スープ」


暖炉

ベッド

憧れの世界でした。


特に「3匹のクマ」が大好きで、

スプーンで一匙ずつ口に運ぶ様子

目に浮かび温かな気持ちになりました。



島根県出身の両親。

しじみの味噌汁が大好きだった父の

美味しそうな顔も覚えています。



これから迎える冬は寒いけど、

その分、食事は暖かで幸せ度、

増しますね!


スープ類は、これから大活躍


さて、今日から煮込んだ鶏がらスープは明日以降の

お楽しみ。


今夜はしじみの味噌汁です。


両親にお供えしてあげるつもりでしたが、

すっかり忘れていました。笑





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